バリフはインドにあるアジャンタファーマ社という製薬会社が開発したED治療薬で、日本ではまだ承認されていません。

したがって、購入するには個人輸入または輸入代行店などで購入する必要があります。

バリフの購入を考える上で、上記のような疑問や不安などがあると思います。

本記事ではバリフの効果について解説し、服用した際の副作用についても紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

バリフとは？

バリフとは、勃起不全などに悩んでいる方に処方されるED治療薬です。

開発したのはインドのポンペイに本社があるアジャンタファーマ社で、2025年5月時点で日本ではまだ承認されていおらず、病院やクリニックでは処方されません。

本章ではバリフがどのような薬かを解説します。

レビトラのジェネリックとして開発されたもの

バリフは同じED治療薬であるレビトラのジェネリックとして開発されました。

バリフが販売開始された正式な時期は不明ですが、レビトラのジェネリックが多く販売されるようになったのが2020年頃なので、バリフも同時期にはすでに販売を開始しています。

レビトラは製造していたバイエル薬品が生産の目処が立たないことを理由に製造を中止してしまいました。

正規のレビトラが試乗に供給されなくなってしまったことが、レビトラのジェネリックが一気に増加した主な理由です。

販売されているのはタブレットとゼリータイプ

バリフはレビトラとほぼ同じ薬といってよいですが、大きく異なるのが、タブレットタイプのほかにゼリー状のものも販売されているという点です。

タブレットタイプは通常の錠剤と同じく、水またはぬるま湯で服用します。

ゼリータイプはゼリーそのものに有効成分が含まれているため、ゼリーを食べることで服用が完了します。

水がない場所でも問題なく服用できるのは、ゼリータイプの大きなメリットといえるでしょう。

バリフは国内未承認

バリフは2025年5月時点で国内未承認となっている薬です。

国内で承認を受けていないので、バリフは病院やクリニックでの処方は不可能です。

バリフを購入するには、インターネットで海外から個人輸入するか、輸入代行店から購入することになります。

バリフを製造しているアジャンタファーマ社そのものはインドでは有名な製薬会社なので、アジャンタファーマ社で製造され、適切な環境で保管されているバリフならば比較的安全に利用できます。

しかし、個人輸入で入手した医薬品は数々の問題点があるため、国内販売されているレビトラのジェネリックと同じように服用するのはやめておいたほうがよいでしょう。

オオサカ堂で個人輸入するリスク

先に解説した通り、バリフは日本では使用の承認が得られていない医薬品です。

未承認の医薬品を病院やクリニックで処方できないため、バリフを入手するにはインターネットを使っての個人輸入か、個人輸入をして販売しているネットショップでの購入になります。

病院に行かなくても薬を買えるためとても便利なように感じますが、個人輸入で医薬品を購入することは大きなリスクを伴う行動です。

個人輸入でバリフを始めとした医薬品を購入して服用することで起こり得るリスクは主に以下の通りです。

それぞれのリスクの詳細については以下で詳しく解説します。

偽造品の可能性がある

個人輸入で医薬品を購入することによって起こり得る最も大きなリスクは、偽造品を購入する可能性があるという点です。

バリフは製造元のアジャンタファーマ社で製造・販売されているのもならば比較的安全に服用できます。

しかし、インターネット上で販売されているバリフすべてがアジャンタファーマ社で製造されたものとは限りません。

バリフの画像はインターネットで検索すれば簡単に入手できます。

実際はまったく違うものが販売されていたとしても、本物のバリフの写真が掲載された状態で売られてしまえば、偽物だと確認する手段はほぼありません。

また、偽物が届くどころかお金を支払っても何も届かないといった被害を被る可能性もあります。

想定外の副作用が生じる可能性がある

個人輸入でバリフを購入することによって想定外の副作用が生じることも、考えなければならないリスクのひとつです。

偽造品というのは、バリフと全く見た目が違うものだけではありません。

見た目はバリフと同じくタブレット状であるにも関わらず、主成分が全く異なるものも偽造品として売られている可能性があります。

バリフの副作用については解説しましたが、紹介した副作用はあくまでも本物のバリフを服用したときに起こりうる副作用です。

本物のバリフとは全く成分が異なる偽物のバリフを服用すれば、本来バリフでは起こらないような副作用を襲われる可能性があります。

正規品のバリフならば、すぐに対処してもらえますが、内容物が全く異なる偽物を服用した副作用だと原因が分からないため、医療機関でも対応してもらえない恐れがあります。

健康被害が起きても国の救済制度を受けられない

バリフを個人輸入で購入して服用することで想定される3つ目のリスクは、副作用が出ても救済制度を受けられないという点です。

国が承認している医薬品の大部分は医薬品副作用救済制度の対象です。

対象になっている医薬品を正しく服用して副作用が出てしまった場合、申請すれば副作用の治療に使った治療費を全額給付してくれます。

バリフは未承認薬であるため、たとえ正規品であっても副作用が出た時の治療費は全額自己負担です。

バリフは服用時の副作用が報告されています。

副作用の治療費を全額負担するリスクを負ってまで、未承認薬であるバリフを服用するメリットはほとんどないと言っても良いでしょう。

バリフと同じ成分であるレビトラのジェネリック(バルデナフィル)がおすすめ

日本国内ではレビトラのジェネリック（バルデルフィル）が販売されています。

リスクを犯してまでバリフを個人輸入せずとも、レビトラと同じ効果が得られる薬を安全かつ確実に購入可能です。

勃起不全で悩んでいて、レビトラと同等の効果が得られる薬が欲しいならば、承認薬であるレビトラのジェネリック（バルデルフィル）を購入しましょう。

	バリフ	レビトラジェネリック （バルデナフィル）
国内承認の有無	未承認	承認済
製造国	インド	日本
安全性	△	◯
効果発現時間	使用後15～30分	使用後15～30分
効果持続時間	服用後5～8時間	服用後5～8時間
飲み方	水またはぬるま湯で服用 （ゼリータイプもあり）	水またはぬるま湯で服用

バルデナフィルは国内の厳しい認証基準をクリア

バルデナフィルは国から承認されている医薬品です。

承認を得るには数年間治験を試みて問題がないことを証明し、厳しい審査を受けなければなりません。

治験をスタートしてから承認を得て販売できるようになるには、少なくとも5年以上かかるとされています（緊急承認制度が適用されれば2年程度で承認）。

バルデナフィルは審査期間をクリアしていて、国から安全に使用できると認証された医薬品です。

バリフのように得体のしれない業者から買ってしまうといったリスクが、バルデナフィルには一切ありません。

病院やクリニックなどの医療機関で診察を受ければ、確実に安全に服用できるバルデナフィルが手に入ります。

バルデナフィルは効果と安全性が認められている

バルデナフィルは数回の治験をクリアしている医薬品なので、国から確かな効果があって安全に服用できると認められています。

バリフも比較的安全な薬とされていますが、あくまでもインドでの基準であり日本では安全だと認められた薬ではありません。

更に個人輸入でした購入できないため、偽造品を買ってしまうといったリスクがあります。

バルデナフィルは病院やクリニックなら、偽造品を買ってしまう心配はありません。

レビトラと同等の効果を確実かつ安全に手に入れたいならば、バリフよりもバルデナフィルを選択することをおすすめします。

バルデナフィルは安価でコスパも良い

バルデナフィルは安価でコストパフォーマンスに優れた医薬品です。

バルデナフィルは勃起改善用で購入する場合は保険適用外となりますが、、1錠あたりの価格は1,000円程度とそこまで高額ではありません。

後ほど料金の比較をしますが、料金だけを見ればバリフのほうが安価であることは確かです。

ただし、いかに安価であっても偽物を買ってしまっては無意味ですし、偽物を服用して想定外の副作用を発症してしまうと、治療費は数万円になる可能性もあります。

バリフに限らず医薬品を個人輸入するにはあまりにも危険なので、安心かつ安全に購入できるバルデナフィルを購入しましょう。

バリフとレビトラの比較

バリフとレビトラそれぞれの特徴を表にまとめました。

	バリフ	レビトラ
特徴	・国内未承認 ・製造元はインド ・購入方法は個人輸入のみ	・国内製造 ・承認済 ・クリニック・病院で購入可能
国内承認の有無	未承認	承認済
安全性	△	◯
効果発現時間	服用後15～30分	服用後15～30分
効果持続時間	服用後5～8時間	服用後5～8時間
飲み方	水またはぬるま湯で服用（ゼリータイプもあり）	水またはぬるま湯で服用
容量	10mgまたは20mg	10mgまたは20mg
料金	1錠あたり132円（オオサカ堂）	1錠あたり1,000円

バリフとレビトラ（バルデナフィル）を比べると、薬としての効能はまったく同じです。

入手方法に関しては、バリフは国内未承認薬のため個人輸入しかなく、100％安全なバリフを入手する方法はありません。

一方、レビトラ（バルデナフィル）は、病院またはクリニックで診察を受けて処方せんを出してもらえば、安心かつ確実に効果を得られる薬が確実に手に入ります。

料金を比較すればバリフはレビトラの8分の1の価格ですが、偽物を買ってしまう恐れがあることと想定外の副作用に苦しめられるリスクを考えれば、決して安いとはいえません。

総合的に見て、バリフよりもレビトラ（バルデナフィル）の購入を推奨します。